関節再建(人工関節)

関節再建班では主に、変形性関節症、骨壊死、リウマチ性関節炎に対する手術を行っています。股関節に対しては人工股関節置換術、寛骨臼回転骨切り術などの関節再建術を、膝関節に対しては人工膝関節置換術を行っています。年間の手術数は約200例です。

教授尾﨑 誠
病院講師千葉 恒
助教白石 和輝
医員本川 哲比古
医員寺本 圭賢

股関節

人工関節手術

当科では1971年より人工股関節置換術を導入し、変形性股関節症や大腿骨頭壊死症、リウマチ性股関節炎に対して治療を行ってきました。日々、手術方法の改良に取り組み、最小限の手術侵襲で、長期間にわたって良好な成績が得られるよう努力をしています。入院期間は1~2週間で、転院先で2~4週ほどリハビリを継続し、自宅へ復帰できます。

関節再生手術

若年成人の股関節疾患に対しては、以前より寛骨臼回転骨切り術、キアリ骨盤骨切り術、大腿骨近位部骨切り術、大腿骨頭回転骨切り術など様々な関節再生手術を行っており、現在では主に、寛骨臼回転骨切り術を患者さんの状態に応じて選択しています。 入院期間は約2週間で、転院先で4~6週ほどリハビリを継続し、自宅へ復帰できます。

膝関節

人工関節手術

変形性膝関節症や膝骨壊死に対しては、損傷の程度が軽度な場合は、膝・スポーツ班で膝周囲骨切り術を行い、病期が進行している場合やリウマチ性膝関節炎に対しては、人工関節班で人工膝関節置換術を行っています。入院期間は約2週間で、転院先で2~6週ほどリハビリを継続し、自宅へ復帰できます。