卒後臨床研修終了後に入局してから8年間(卒後臨床研修中に選択科目として2~8ヶ月間、整形外科において研修することが望ましい)
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前半研修(1〜4年目)
10年間の医局員としての前半では日本整形外科学会卒後研修ガイドラインに沿った整形外科疾患の病態・診断・治療についての基本的知識、検査手技および手術手技を習得することを目標とする。4年間終了後に日本整形外科学会認定整形外科専門医試験を受験する。大学院に入学し、基礎的研究を行うことは科学的思考能力を身につける意味で奨励される。この場合、整形外科専門医取得後に大学院に入学し、3~4年間で学位を取得することができる(大学院コース)。前半の2~3年は研究に専念し、後半の1~2年は近郊病院等での臨床研修を行いながら学位論文をまとめ博士号を取得することが出来る。
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後半研修(5〜8年目)
研修の後半では、既に習得した整形外科専門医としての知識や技術を基礎にして、関連する知識や技術を基礎として、さらなる整形外科専門分野の研鑽を積む。
具体的な専門分野としては
- 上肢疾患
- 手外科
- 脊椎脊髄外科
- 下肢・関節外科
- (膝・股関節 / 足部外科)
- スポーツ整形外科
- 骨軟部腫瘍外科
などがある。
それぞれの診療グループに属して、より専門的で高度な診断および治療に直接参加する。適切な指導医のもとで手術症例を重ね、独立した整形外科医としての素養を育てていく。さらには高度先進医療に必要なスタッフとして直接治療に参加し、そのマネージメントを習得するとともに、左記に示すそれぞれの分野の認定医資格を取得することを目指す。
取得可能な認定医資格
- 日本整形外科学会(日整会)
- 認定リウマチ医
- 認定スポーツ医
- 認定脊椎脊髄病医
- 脊椎内視鏡下手術・技術認定医
- 認定運動器リハビリテーション医
※日整会認定医情報はこちらをご覧ください
- 日本脊椎脊髄病学
- 脊椎脊髄外科指導医
- 日本リウマチ学
- リウマチ専門医
- 日本手外科学会(日手会)
- 手外科専門医
- 日本リハビリテーション医学会
- リハビリテーション専門医