日本における骨粗鬆症の患者数は1500万人を超え、骨粗鬆症によって生じる骨折は、高齢者の活動性や生命予後の低下、介護者や医療費の増大など、多くの面において、超高齢社会の日本において大きな問題となっています。
骨粗鬆症の診断には、DXA(デキサ、二重エネルギーX線吸収法)という装置を用いた骨密度検査が推奨されています。特に、腰椎(腰の骨)や大腿骨(太ももの骨)の測定が重要ですが、この検査を受けられる医療機関は限られています。
長崎県(国保・健康増進課)は、県内で患者数や医療費が増加している骨粗鬆症への対策として、県内の医療機関へアンケート調査を実施し、「骨密度測定紹介可能医療機関リスト」を作成し、ホームページにて公開しています。
長崎大学病院 整形外科では、長崎県庁の協力のもと、骨密度測定(腰椎、大腿骨)が推奨される以下のような方が、医療機関を受診する際に参考としていただけるよう、設置施設をマップとして公開しています。
- 骨粗鬆症検診において精密検査が必要とされた方
- 骨折を発症し骨粗鬆症の診断や治療が必要な方
- 骨粗鬆症の治療中に骨密度の定期的な測定が必要となった方
骨折を予防するためには、骨粗鬆症を早期に発見し、適切な治療を開始し継続することが重要です。 長崎県DXAマップが、患者さんや医療従事者のお役に立てれば幸いです。
受診をご検討中の皆様
受診時は、病院や診療所のホームページ等で事前に診療時間等をご確認ください。ご不明な点は、各病院・診療所(病院は地域連携室)にお問い合わせください。
リスト作成の方法
出典元である「骨密度測定紹介可能医療機関リスト」は、長崎県(国保・健康増進課)が、長崎県医師会の協力のもと、長崎県臨床整形外科医会、長崎県臨床内科医会、長崎県産婦人科医会の会員を対象に調査を実施し作成されました。
対象数:長崎県内の病院(149か所)、整形外科・内科・産婦人科診療所(346か所)の医療機関
内容: 骨粗鬆症診療の有無、診療科、骨密度測定の有無、骨密度測定法、骨密度測定紹介の可否
骨密度測定紹介可能と回答した医療機関に掲載の可否を確認し、了承を得られた医療機関を掲載。
*リストへは、医会員以外、リストに掲載されていない医療機関も掲載可能です。
掲載を希望する場合は、長崎県国保・健康増進課(095-895-2494)までお問い合わせください。
