梶山 史郎

氏名

梶山 史郎   講師

専門

  • 肩・肘関節

研究分野

  • バイオフィルム

経歴

1997年
山口大学医学部卒業
1997年
長崎大学医学部 整形外科 入局
2009年
長崎大学病院 整形外科 助教
2010年
長崎大学大学院 医学研究科 修了
2011年
船橋整形外科スポーツ医学センター 肩・肘関節外科 国内留学
2023年
長崎大学病院 整形外科 講師
長崎大学病院 スポーツ医学診療センター 副センター長

専門医・認定医

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本スポーツ協会 公認スポーツドクター
  • 厚生労働省 義肢装具等適合判定医

論文(和文)

  • 少年野球選手の肘関節痛に関わる危険因子.小関 弘展, 梶山 史郎, 西山 裕太, 水上 諭, 砂川 伸也, 森川 明典, 北村 英利, 山口 和博:臨床整形外科58巻2号 Page191-197, 2023
  • 【FRIの診断と治療-骨折手術後感染の疑問に答える】骨折内固定材のバイオフィルム感染 エビデンス・コンセンサスと不明点.梶山 史郎, 小関 弘展, 朝永 育, 尾崎 誠:臨床整形外科58巻6号 Page751-757, 2023
  • 陳旧性肩関節前方脱臼骨折に対し観血的脱臼整復術と一時的関節固定を併用した2例.津田 宗一郎, 青木 龍克, 梶山 史郎, 佐田 潔, 辻本 律, 松林 昌平, 尾崎 誠:整形外科と災害外科 72巻1号 Page77-81, 2023
  • 梶山 史郎, 青木 龍克, 佐田 潔, 尾﨑 誠: 吸収性アンカーによるARCR後に米粒体を伴う肩関節炎を来した1例. 肩関節46巻1号 Page241-245, 2022
  • 佐田 潔, 梶山 史郎, 青木 龍克, 尾﨑 誠:腱板断裂に対する当科での修復法や再建法の分類化 決定木分析を用いて.肩関節46巻2号 Page367-370, 2022
  • 2021 梶山史郎,佐田 潔,松尾洋昭,尾﨑 誠:鏡視支援下直視下Bristow変法における烏口突起設置位置の検討.肩関節,45(1):13-17,2021
  • 梶山 史郎, 崎村 俊之, 佐田 潔, 尾﨑 誠:【インプラント周囲感染の対処法-人工関節・脊椎・骨折-】人工肩関節周囲感染が起こった場合の対処法.関節外科40:103-108, 2021
  • 梶山 史郎:【低侵襲手術における感染対策マニュアル】Surgical Site Infection(SSI)の予防 手術室環境対策.整形外科最小侵襲手術ジャーナル,98:21-26,20212020 梶山史郎,佐田 潔,松尾洋昭,尾﨑 誠:腱板大・広範囲断裂に対する鏡視下一次修復術の治療成績.肩関節(0910-4461)44(2):329-333,2020.11
  • 佐田 潔,梶山史郎,松尾洋昭,尾﨑 誠:鏡視下Bankart修復術後再脱臼例に対する鏡視支援下Bristow変法.整形外科と災害外科(0037-1033)69(1):132-136,2020.03
  • 2019 梶山史郎,佐田 潔,松尾洋昭,尾﨑 誠:腱板筋脂肪浸潤と腱板断裂重症度との関連 肩甲下筋腱断裂の影響.肩関節 43(2):515-518,2019
  • 佐田 潔,梶山史郎,松尾洋昭,尾﨑 誠:上腕骨小結節裂離骨折に対しスーチャーアンカーによる骨接合を行った2例.整形外科と災害外科 68(3):524-528,2019
  • 岩崎俊介,梶山史郎,松尾洋昭,尾﨑 誠:烏口突起偽関節を伴った肩関節前方不安定症の一例.整形外科と災害外科 68(1):67-70,20192018 
  • 梶山史郎,松尾洋昭,尾﨑 誠:鏡視下腱板修復術における肩甲下腱断裂の重症度と治療成績.肩関節 42(3):731-735,20182017 
  • 梶山 史郎,松尾 洋昭,尾﨑 誠:肩甲下筋腱断裂と術前3D-CT所見の関連. 肩関節. 41(3):645-8, 2017.2016 
  • 梶山史郎,松尾洋昭,米倉暁彦,宮本 力,尾﨑 誠:野球肘検診における肩甲帯柔軟性と超音波・診察所見の関連.日本整形外科スポーツ医学会雑誌 36(3):258-261,2016
  • 梶山史郎,松尾洋昭,尾﨑 誠:上腕二頭筋長頭腱病変と各種臨床検査・3D-CT所見の関連.肩関節 40(3):1001-1004,2016
  • 梶山 史郎, 小関 弘展, 依田 周, 尾﨑 誠, 崎村 俊之: 吸引ドレーン留置にて術後管理を行った化膿性肩関節炎の治療成績. 日本骨・関節感染症学会雑誌28: 57-60, 2015
  • 梶山 史郎, 松下 和彦, 阿部 哲士, 石井 朝夫, 小谷 明弘, 正岡 利紀, 斎藤 政克, 山田 浩司, 勝呂 徹, 骨・関節術後感染予防ガイドライン策定委員会: 【整形外科領域における手術部位感染予防】 周術期血糖コントロール、手術室における履物の変更とSSI. 整形・災害外科58(10): 1321-1326, 2015
  • 梶山 史郎, 小関 弘展, 崎村 俊之, 尾﨑 誠: 【人工関節周囲感染】 PJIにおけるバイオフィルム形成. 関節外科34(9): 836-840, 2015
  • 松尾 洋昭, 梶山 史郎, 尾﨑 誠: 結節間溝内水腫と結節間溝形態との関連. 肩関節39(3): 728-731, 2015
  • 松尾 洋昭, 梶山 史郎, 宮本 俊之, 福島 達也, 田口 憲士, 杉原 裕介, 西 紘太朗, 尾﨑 誠: 上腕骨近位端小結節部変形治癒骨折に対し矯正骨切り術を行った一例. 整形外科と災害外科64(3): 625-628, 2015
  • 荒木 貴士, 梶山 史郎, 松尾 洋昭, 飯田 健, 田上 敦士, 津田 圭一, 富田 雅人, 宮田 倫明, 尾﨑 誠, 古川 敬三: Acnes菌による鏡視下腱板修復術後感染の1例. 整形外科と災害外科64(1): 129-132, 2015
  • 梶山 史郎, 古川 敬三, 松尾 洋昭, 尾﨑 誠:結節間溝形態と上腕二頭筋長頭腱所見 2014
  • -3D-CTと鏡視所見の検討-. 肩関節 38(2), 637-640, 2014
  • 梶山 史郎, 松尾 洋昭, 尾﨑 誠, 古川 敬三: Staged Managementを行い人工関節で治療した銃創による肘関節部開放骨折の1例. 日本肘関節学会雑誌21(2): 262-265, 2014
  • 松尾 洋昭, 古川 敬三, 梶山 史郎, 尾﨑 誠:結節間溝内水腫と肩甲下筋腱断裂との関係. 肩関節 38(2), 613-616, 2014
  • 﨑村俊之,古川敬三,梶山史郎,尾﨑誠:全身麻酔下関節可動域制限例における鏡視下腱板修復術の治療成績.肩関節 37(2):783-785,2014
  • 根井吾郎,梶山史郎,松尾洋昭,古川敬三,馬場秀夫,富田雅人,米倉暁彦,小関弘展,滝田裕之,尾﨑 誠:変形性肘関節症に対する鏡視下手術の治療成績.整形外科と災害外科 63(3):567-569,2014
  • 松尾洋昭,古川敬三,宮本俊之,梶山史郎,福島達也,田口憲士,尾﨑 誠:Staged managementを行った重度軟部組織損傷を伴う前腕解放骨折の2例.整形外科と災害外科 63(1):38-40,2014
  • 梶山 史郎、古川 敬三、﨑村 俊之、尾﨑 誠:同側肩甲帯周囲重複損傷に対する手術治療.肩関節(0910-4461)37(3):1063-1066, 20132012 
  • 梶山 史郎, 崎村 俊之, 安達 信二:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)化膿性肩関節炎の治療. 日本骨・関節感染症学会雑誌25, 47-51, 2012
  • 梶山 史郎, 宮本 俊之, 浅原 智彦, 崎村 俊之, 進藤 裕幸:多部位の損傷を伴う橈骨遠位端骨折に対する二期的内固定. 骨折34(3), 494-497, 2012.2011 
  • 梶山 史郎, 古川 敬三, 崎村 俊之, 衛藤 正雄: 鏡視下デブリドマンによる化膿性肩関節炎の治療経過 . 肩関節 35: 601-604, 20112010 
  • 梶山史郎, 安達信二, 崎村俊之, 進藤裕幸:【バイオフィルム形成とクオラムセンシング】 臨床医学編 整形外科疾患とバイオフィルム.
  • 化学療法の領域 26巻9号, 1832-1838, 20102009 
  • 梶山史郎, 弦本敏行, 穂積 晃, 進藤裕幸:【バイオフィルム感染症】 臨床編 整形外科疾患とバイオ フィルム.
  • 臨床と微生物 36: 465-469, 2009

論文(英文)

  • Kajiyama S, Muroi S, Sugaya H, Takahashi N, Matsuki K, Kawai N, Osaki M. Osteochondritis Dissecans of the Humeral Capitellum in Young Athletes: Comparison Between Baseball Players and Gymnasts. Orthop J Sports Med. 2017 Mar 1;5(3):2325967117692513. doi:10.1177/2325967117692513.2015 
  • Sakimura T, Kajiyama S, Adachi S, Chiba K, Yonekura A, Tomita M, Koseki H, Miyamoto T, Tsurumoto T, Osaki M. Biofilm-forming Staphylococcus epidermidis expressing vancomycin resistance early after adhesion to a metal surface. Biomed Res Int. 2015;2015:943056.2009 
  • Kajiyama S, Tsurumoto T, Osaki M, Yanagihara K, Shindo H: Quantitative analysis of Staphylococcus epidermidis biofilm on the surface of biomaterial.
  • J Orthop Sci 14(6): 769-75, 2009 (IF: 1.027)

著書・執筆活動

  • 2021 Hironobu Koseki, Shiro Kajiyama : Biomaterial-Related Surgical Site Infection: Anti-infectious Metal Coating on Biomaterials. Kenzan Method for Scaffold-Free Biofabrication (English Edition) 1st ed. 2021, Springer, 98 : 165-178, 2021
  • 今日の整形外科治療指針 第8版(分担執筆) 感染性疾患 「Brodie膿瘍」「Garre(硬化性)骨髄炎」P133-134, 2021
  • 2015 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会/骨・関節術後感染予防ガイドライン策定委員会:骨・関節術後感染予防ガイドライン(改訂第2版),南江堂,2015(日本整形外科学会 骨・関節術後感染予防ガイドライン策定委員会 委員)

社会活動(理事・評議員・委員など)

  • 日本整形外科学会 
    • 骨・関節術後感染予防ガイドライン策定委員会 委員
  • 日本肩関節学会 代議員
  • 日本肘関節学会 評議員
  • 日本整形外科スポーツ医学会 代議員
  • 長崎市社会福祉審議会 臨時委員

専門分野・研究分野

臨床

上肢関節外科(特に肩関節、肘関節の関節鏡を用いた治療)、上肢の外傷

研究

バイオフィルムの形成と骨関節感染症(インプラント関連感染症の病態解明、予防法や治療法の確立)

今後

肩関節のCT画像を用いた骨形態の解析、さらには動態解析などを行う予定

趣味

長崎大学整形外科サッカー部に所属し、日本整形外科学会サッカー大会に毎年エントリーしています。

整形外科の魅力

手術により患者さんに生活がしやすくなったと感じていただけること。 腹を割って話せる医師が多いこと

整形外科医を目指した理由

学生時代サッカー部に在籍し、捻挫などでたびたびお世話になった。 いわゆる外科系の科を希望していたが、その中でも楽しそうだった。